つぶやきより少しだけ長い何か。

忘れたくない感覚の記録

テレビの時間コントロールと、ごほうびタイム。

奥さんと再婚するとき、それまでのシングル生活の生活習慣の違いで、私の息子の偏食の他に、もう一つ、大きな懸念だったのが、テレビやゲームの視聴時間だった。

 

シングル生活のときは、自分の仕事や家事で手一杯だったこともあって、私はそれらの時間に特に制限を設けていなくて、子どもは宿題が終わると、マイクラYouTubeなんかを延々と視聴していた。

 

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一方、奥さんの娘ちゃんも、テレビの視聴に結構固執はあるものの、きちんと視聴時間はコントロールされていたので、一緒に暮らしてからは、それらのルールのすり合わせが必要だった。

 

ただ、結論から言うと、これは心配したほどの懸念ではなくて、息子は新しい家族で決めたルールを思ったよりすんなりと受け入れてくれた。

 

今決めているルールで、個人的に気に入っているものは、「本を読んだら、読んだ時間の分だけテレビを見てもいい。」というルールだ。わが家では、このルールを設定したことで、子どもの読書時間が飛躍的に伸びた。おそらく同世代の平均も大きく上回っているのではないかと思う。

 

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ただし、制限ばかりでは子ども達も息苦しいので、休みの日の夜には、リビングにスクリーンとプロジェクターを引っ張りだして、晩ごはんをつまみながら、ドラマやアニメの上映会をする、なんてちょっとお行儀の悪いこともよくしている。

 

最近では、中学受験をテーマにしたドラマ「二月の勝者」を録り溜めていたものや、アマゾンプライムビデオで見られる「鬼滅の刃遊郭編」なんかを、わいわい楽しみながら見ている。

 

「ほっといたらゲームやYouTubeばっかり…」と悩む親御さんは多いかと思うけれど、それらにどっぷり嵌まった後でも、意外とコントロールされた状態に戻せるものだな、と子どもの柔軟性に感心させられたことは、最後にもう一度、記しておきたい。