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忘れたくない感覚の記録

Amazon整備済み品のWindowsノートパソコンを買ってみた。

2月のAmazonタイムセール祭りで、Amazon整備済み品(Amazon Renewed)のWindowsノートパソコンを買ってみた。

 

このタイミングで新しいPCを欲していた理由は2つあって、

 

  • 在宅ワークで使っているメインPCからたまに異音がしていて、いつ壊れるか分からないので、緊急用にサブのPCを確保しておきたいこと。
  • 子どものプログラミング教育をそろそろ始めたくて、子どもが気軽に触れるマシンを一台用意しておきたいこと。

 

という理由であった。なので、新しいマシンは「安くて、丈夫で、そこそこのスペックであること」が要件となる。

 

その条件を見たす候補として、Amazon整備済み品のPCがコストパフォーマンスが良いのではないかと、以前から気になっていた。そこで、タイムセール祭りのタイミングで、満を持して手を出してみた、というわけだ。

 

ここでAmazon整備済み品について軽く説明しておくと、「Amazon整備済み品」の製品とは、「Amazonの認定業者によって、製品が正常に機能・動作するよう整備された再生品」であり、すべての再生品には180日の返品保証が付く、とのことである。

 

もともとAmazonは、他の商品でも何かトラブルがあったときの返品対応が手厚い。Amazon整備済み品のPCの販売業者は、正直怪しそうな名前の業者が多いのだけど、認定業者に指定されてさえいれば、半年間返品対応を受けられるので、そこから購入してもリスクは小さいと判断した。

 

というわけで、今回発注したパソコンのスペックと価格は下記のとおりである。

 

  • Panasonicレッツノート(2016年春に出たCF-SZ5と思われるモデル)。
  • 画面解像度は1980x1080。CPUはCore i5-6300U。
  • メモリは8GB。ストレージはSSD256GB。
  • Windows11Pro、Office Home and Business 2019インストール済。
  • 価格は税込で29,520円。

 

いかがだろうか。価格が3万円のわりには、解像度はフルHDだし、CPUはCeleronじゃないし、メモリもストレージも十分な容量だし、Officeまでインストールされている。十分すぎるコスパだと思われる方が多いと思う。

 

注文したとき、発送予定日は約1週間後と、若干タイムラグのある設定になっていたが、実際にはそれよりも早く3日ほどで、注文したPCはわが家に到着した。

 

では、実際の品質はどうなのか。どきどきしながら開封して、気になる点をチェックしていこう。

 

 

注文した商品は、このような箱で届いた。整備済み品の商品には、このような表記が箱にも記されているようだ。

 

 

段ボール箱に入っているものは、PC本体と電源ケーブルAmazon Renewedであることを示す保証書と連絡先を記した書類一式のみ、とシンプルな内容だ。保証書には、Amazon Renewedの保証内容が詳細に記されているので、一読しておいたほうが良さそうだ。

 

 

外観を一通りチェックしていく。本体はPanasonicレッツノートの正規品であることに間違いはなさそうだが、筐体を細かくみると、ロゴが少し剥げていたり、小キズがあったりと、どこかの会社でそれなりの期間使い込まれたのだろうな、と思うくらいの使用感はある。

 

例えば、アップルストアの整備済み品などは、ほぼ新品に等しいくらいの綺麗な状態のものが届くけれど、同じ言葉を使っているからといって、それと同じイメージの品質を想像すると、肩透かしをくらうかもしれない。それでも十分に価格が安いので、価格相応で許容できる範囲ではあると感じた。

 

 

Amazon整備済み品のサイトだと、電源・バッテリー周りは純正品であることは保証されないと書いてあったので、非純正品が付属していたらちょっと嫌だなと思っていたのだけど、こちらはちゃんと純正品が付属しているようで、安心した。

 

その後、PCの電源を入れて起動して、メモリ・ストレージの容量や、OS・オフィスのバージョンなどを確認したが、いずれも注文ページの記載と相違はなく、正規のライセンスのものがインストールされていることが確認できた。

 

さらに必要なソフトをセットアップしながら、一通りソフトウェア的な動作を確認してみたが、特に問題と思われる箇所もなく、動作速度も快適だ。内部的にはまったく問題のない品質のようだ。

 

総じてみるに、外観には予想していたなりの使用感はあったものの、今回の購入の目的であった、在宅ワーク用のシンクライアントPC・子供用PCとして使うぶんには、十分な品質・性能のPCと言えるのではないかと思う。このレベルのPCが3万円弱の価格で購入できてしまったのには、正直お得という他ない。

 

 

「遊べるマシン」が一台増えたことに満足した後は、新しいマシンのOSに、さっそく子ども用のログインアカウントを追加して、「Progate」などのプログラミング学習教材を使って、少しだけ子どもにプログラミングの実習をやらせてみた。

 

Panasonicレッツノートは頑丈であることでも定評のある商品なので、今後は子ども用のPCとしても、この古くて新しい相棒が、一層ガシガシ使い込まれていくことを期待していきたい。