つぶやきより少しだけ長い何か。

忘れたくない感覚の記録

旅先で消化する積ん読。

この三連休は、家族でスキーをするために、電車で兵庫の北の方へ移動している。

 

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自分が運転しない移動時間は、いつもやっている位置情報ゲームの「ドラクエウォーク」をせっせとプレイしていることが多いけど、それにもひと通り飽きてくると、おもむろにKindleを取り出しはじめる。

 

本は、五、六年前まではもっとよく読んでいたのだけど、最近は平日の仕事が終わったあとも、休みの日も慌ただしいことが多くて、すっかり読書量が減ってしまった。

 

それでも年末年始などの時間ができそうな期間の前に、「よーし読むぞ」と意気込んで、何冊か本を買い込むのだけど、長期休みは長期休みで何だかんだ別のことで忙しいので、結局それらの本も積ん読になってしまう。

 

今では旅先で(位置情報ゲームに飽きた)わずかな時間が、積ん読を消化する貴重な時間となっている。

 

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最近の自分が読む本は、エッセイを買うことが多くて、今は年末に、京大のおそらく同窓であるphaさんがブログで薦めていた「中年の本棚」(荻原魚雷著)と、本屋で何気なく目にとまった韓国人女性のエッセイ「日刊イ・スラ」(イ・スラ著)を切り替えながら読み進めている。

 

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電車とバスの車窓が、次第に雪景色に変わっていく間に、静かに積ん読が消化されていっている。

 

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