つぶやきより少しだけ長い何か。

忘れたくない感覚の記録

受験塾に通い始めてから、子どもの体調が安定しない。

上の息子が小学校5年生になって、周りの流れに乗るかのように、駅前にある受験塾に通い始めた。

 

受験塾のスケジュールはなかなか過酷だ。授業は週に3回あって、そのうち週に1回は、夕方の5時から9時まで、4時間もの授業を受ける。もちろん各科目で宿題もどっさりと出されるので、授業がない日にもかなりの時間をかけて宿題をこなさないといけない。

 

今のところ、学校とは違う塾の雰囲気が楽しいようで、塾通いは楽しんで行っているし、宿題も量が多いとブツクサいいながらもこなしている。

 

けれど、もともとの子の体力の無さがたたってか、塾に通い始めるようになってから、子どもがたびたび熱を出すようになってしまった。

 

 

コロナ禍のこのご時世、熱が出たときの対応は結構面倒で、発熱のたびに即座にPCR検査をやっている近くのクリニックを受診し、学校と塾に欠席連絡と検査の結果報告を行い、塾はオンライン受講に切り替えて...と毎回奔走させられている。

 

幸いにも幾度かの発熱はコロナによるものではなく、けれど心配になっていくつかの医者を回って受けた検査でも、気になる所見などはなかった。でも、4年生まで一度も学校を休んだことのなかった子が、急に発熱で欠席が増えてきたのは、やっぱり塾通いを始めたことに因果関係があると認めざるを得なかった。(塾にもたっぷりお金がかかっているし、はじめはあまり認めたくなかったけども)

 

なので結局、塾に慣れて子どもの体力が付くまでは仕方ないか...と観念して、週1回の4時間の授業がある日は、後ろの1コマをしばらくオンライン受講にするようにしたり、行き帰りの迎えの回数を増やしたりと、負担を調整しながらなんとか塾通いを続けている。

 

わが家は今のところ、家計的にも子どもの実力的にも中学受験をしようかどうか迷っている段階なので、塾通いも体調とのバランスを鑑みながらやれればいいか、と思ってはいるけど、小学校も高学年に差し掛かって「勉強も大事だけど、やっぱり必要なのは一にも二にも体力だな...」と痛感させられた、今日この頃なのである。