つぶやきより少しだけ長い何か。

忘れたくない感覚の記録

水鳥の視点で。

少し前に家族4人で、大阪城まで散歩に出かけた。環状線大阪城公園で降りて、大阪城天守閣に向かう前に、水上バスの「アクアライナー」に乗った。

 

アクアライナーは、シングル親になったばかりのときに、息子と二人で乗った思い出がある。もっともそのときは船を待つ間、ずっと抱っこ紐していたら、船に乗ったとたん、息子が寝てしまったのだけど。

 

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アクアライナーが通る、大阪城から淀屋橋にかけて架かっている橋は、どれも水面に近いので、船は板のように平ぺったい形をしている。その板の半分が水に浸かるので、座席に腰掛けると、窓からの視点はちょうど水面を泳ぐ水鳥に近い高さになる。

 

船が寝屋川をまたがる橋を通過するときに、船の天井を見上げると、橋桁の底ギリギリを船が通っていくのが見えて、なかなか迫力がある。

 

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いつもは歩く視点から眺める大阪城や、中之島の公会堂も水鳥の視点に切り替わっただけで、なぜか新鮮に見えたりする。一見地味だけど、二回目だけど、やっぱり楽しいアクアライナーなのだった。

 

大阪に観光に来られて、大阪城を訪れることがあった際には、天守閣に登る前に、ぜひ足を止めて乗られてみることをお勧めしたい。